作品の公式アカウントが投稿した時。
ついつい「いいね」を押したり、リポストしたりすることってありますよね。
でも正直なところ、
「これって本当に意味あるの?」
と思ったことはないでしょうか。
作品が好きだから応援したい。
でも、自分の1いいねで何か変わるとは思えない。
そんな風に感じている人も多いと思います。
結論から言うと、意味はあります。
しかも思っている以上に。
もちろんSNSには、
情報を拡散する
という役割があります。
ただ実はそれだけではありません。
業界の裏側では、SNSの数字が作品のビジネスそのものを後押ししていることがあります。
今回はそんなお話です。
そもそも最近の作品は「放送前」にかなり勝負が決まっている
昔のアニメやドラマは、
放送開始
↓
話題になる
↓
円盤やグッズが売れる
↓
続編決定
という流れが主流でした。
もちろん今もその要素はあります。
ただ最近は少し事情が違います。
配信契約や海外販売など、多くのビジネスが放送前から動いているのです。
例えば配信。
皆さんも放送開始と同時に、
Netflix
U-NEXT
Prime Video
などで配信される作品を見たことがあると思います。
あれは放送が始まってから決まっているわけではありません。
かなり前の段階から、
どのサービスに
どの条件で
どの金額で
販売するのかを交渉しています。
その時に武器になるのが、
作品への期待値
です。
SNSの数字は「期待値」の証明になる
例えば。
情報解禁直後の投稿があったとします。
片方の作品は、
5万いいね。
もう片方の作品は、
数百いいね。
もちろん数字だけで全てが決まるわけではありません。
ですが、
「どちらが期待されているか」
を説明する材料としては非常に分かりやすいですよね。
配信事業者との交渉でも、
海外販売の商談でも、
「これだけ注目されています」
という根拠になります。
特に海外バイヤーは、
日本国内でどれだけ盛り上がっているか
を見ていることも少なくありません。
原作の人気。
スタッフや監督の実績。
声優の知名度。
そういった要素と並んで、
SNSの盛り上がりも判断材料の一つになります。
タイアップ企画にも影響する
もう一つ分かりやすい例があります。
コラボ企画です。
カラオケ。
飲食店。
アパレル。
化粧品。
最近はいろいろな企業がアニメやドラマとコラボしています。
企業側からすると、
「この作品と組んだらお客さんが喜んでくれるかな?」
を考えています。
その時、
SNSは非常に分かりやすい指標になります。
どんな層に人気があるのか。
どれくらい熱量の高いファンがいるのか。
どれくらい話題になっているのか。
そういったことが見えるからです。
つまり、
皆さんのリポストやいいねが、
新しいコラボ企画の後押しになっていることもあるわけです。
もちろんSNSだけでは成功しない
ここは誤解してほしくないポイントです。
SNSが盛り上がっているのに、
思ったほど売上につながらない作品もあります。
逆に、
SNSではそこまで目立たないのに、
しっかり利益を出している作品もあります。
ビジネスなので、そんなに単純ではありません。
ただ、
作品を売る立場の人間からすると、
SNSの盛り上がりは間違いなく武器になります。
営業資料に載せられる。
商談で説明できる。
社内で予算を取る時の根拠になる。
そういう意味で非常にありがたい存在です。
おわりに
「どうせ自分一人がいいねしても変わらない」
そう思うこともあるかもしれません。
でも実際には、
その積み重ねが作品の期待値になり、
営業の武器になり、
新しい展開につながることがあります。
もちろんSNSだけで作品の未来が決まるわけではありません。
それでも、
作品を応援する方法としてはかなり効果的です。
もし好きな作品の公式アカウントが頑張って発信していたら、
ぜひいいねやリポストで応援してみてください。
皆さんが思っている以上に、その数字は色々な場所で見られています。
そしてその数字は、
作品を届ける人たちにとって、意外と心強い武器になっているのです。

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